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7月5日、映画「渇き。」の大ヒット御礼舞台挨拶が新宿バルト9で行われ、役所広司・小松菜奈・中谷美紀・オダギリジョー・中島哲也監督が舞台挨拶に登壇した。

本作は、過激な描写が賛否両論を繰り広げており、社会現象までに発展している。

役所広司さんは「賛否があるということは、それだけこの映画の個性があって、映画としては非常に健全なものだと僕は思っています。商品としては、映画は沢山の人に平均的に愛される映画というのもあると思いますけれども、作品としてはやっぱり賛否があって当然で、非常に映画として監督の思いがこもっている健全な状態だと思っています。」

小松菜奈さんは「本当に沢山のいろいろな意見があるんだなと思って、一番今まで見た映画ですごい良かったという人もいれば、すごいクズな映画だって言う人もいて、本当に沢山の意見があって面白いなって思ったんですけど、最後はまた観たいという中毒性のある映画だと思いました。」

中谷美紀さんは「皆さん本当に勇気がありますね!よくこうしておいで頂きました。どうして入らしたんですか? 是非伺いたいです。良いご意見も、この作品を批判するご意見も沢山いただいてると聞いてますが、是非ご遠慮なく良い意見も悪い意見も遠慮無くお聞かせいただければ嬉しいです。」

オダギリジョーさんは「結構なことだと思うんですけど、僕は賛の方だったので、否の気持ちが解らないというか、否(ぴ)、否(ぴ)。そうか~否(ぴ)がいるかという風に受け取っちゃいますね。」

中島哲也監督は「僕も賛の方だったので、否(ぴ)の気持ちが解らないです。人間の個性と一緒で、映画が個性的であれば個性的である程それをお嫌いになる方もお好きになる方もいらっしゃるので、全員に“ま~ま~だったね”と言われるよりは、本当に嬉しいことです。本当に色んな方が来て下さってるということがすごく嬉しいです。」と、それぞれコメント。

小松菜奈さんと同じ世代の方もたくさん劇場に足を運んでることについて、小松菜奈さんは「私もこの映画を観たときはすごい衝撃を受けて、観たあとは立てなかったですね。唖然としちゃって・・・。若い人たちは、この映画をどういう風に表現していいのかたぶん解らないと思いますが、私も解らなくて新しい衝撃を受けました。」と明かしていた。

また、映画初出演の小松菜奈さんは撮影に入られる前と今で変わったところを質問されると「この“渇き。”の作品を通して、演じることの楽しさを知って、大変だと思うんですけど頑張っていけたらいいなって思いました。」と語っていた。

そして、小松菜奈さんは劇中でキスシーンが多かったことについて触れられると、小松菜奈さんは「そうですね、良い経験になりました!」と謙虚に答えると、中谷美紀さんは「私も小松さんとキスをしましたけれども、バッチリだったと思います。」と、中谷美紀さんも小松菜奈さんの演技を好評価。

最後に、役所広司さんは「色んなそれぞれ感想があると思いますけど、中島監督の元に集まったスタッフ、キャストで一生懸命この映画を作りました。その面白い部分も汲み取っていただきたいと思います。」

小松菜奈さんは「良い意見も悪い意見も沢山あると思いますが、観れば観るほど、また楽しんでいただけるそんな映画です。また観てください。」

中谷美紀さんは「暴力にまみれた作品ですけれども、この作品が何か、皆様の心に残すことができたら幸いです。何を感じ取られたのか、是非お聞かせ願えれば幸いです。」

オダギリジョーさんは「何を描いているかというと、きっと愛情なんだと思うんです。僕は個人的にここ数年で観た日本映画の中でダントツで面白くて、これを観ない日本人ちょっともったいないと思うぐらい、是非観ていただきたいと思ってる映画なので、皆さんのお力を是非お借りしてもっと沢山の人に観ていただければと思います。」と、それぞれアピールしていた。

映画「渇き。」は大ヒット上映中!

http://news.livedoor.com/article/detail/9013831/