ポピュラー音楽業界は、昨年に引き続き今年もアイドルグループの人気が男女とも際立った一年だった。男性は嵐、女性はAKB48の人気が突出。ただ、CD全体の売り上げは低調で、日本レコード協会の調べでは、11月末までの実績は前年同期比12%減の1億7503万枚にとどまっている。(産経新聞)
19556769[1]

音楽情報会社オリコンによると、シングルの売り上げランキングの1位から4位までをAKB48が独占した。トップの「さよならクロール」はレコード協会がダブルミリオン(200万枚)に認定。ダブルミリオンは今年、この1枚のみだった。

 嵐の最も売れたシングルは「Calling/Breathless」の88万1千枚だったが、2タイトル発表したミュージックDVDなどは計161万7千枚も売れ、CDとDVDの合計では男女を通じてトップの売り上げとなった。

 数少なかった話題の一つが新人の民謡歌手、福田こうへい(37)のブレークだろう。「南部蝉しぐれ」は10万枚超えし、オリコンの演歌・歌謡ランキングでは1位となっている。年末にNHK紅白歌合戦の出場が決まってからは、毎週数千枚ずつ売り上げを伸ばしている。

 ポール・マッカートニーが11年ぶりに来日。東京、大阪、福岡の3都市でドームコンサートを成功させた。夏にはサザンオールスターズが5年ぶりに活動を再開させ、大規模なツアーを行ってファンを熱狂させるなど、ビッグネームの人気は相変わらずだった。(櫛田寿宏)